2011年11月よりリリースを開始した、WHRP第一弾のソーシャルゲーム「聖剣伝ラグナクロス」。2012年にはAndroidとiOSのスマホアプリ版もリリースし、今日までに約25万人のユーザーを獲得しています。まずまずの成果を得ることができましたが、全てが順風満帆というわけではもちろんありませんでした。なにしろ聖剣伝ラグナクロスは、ソーシャルゲーム開発の実績やノウハウがゼロのところから立ち上げられたプロジェクトだったからです。

WHRPという社名は、「We Have Real Power」のそれぞれの単語の頭文字を取ったものです。不可能を可能にする力を持った組織であるということを表しており、「常に新しい事に挑戦し、やりたいことをサービスとして提供する」というメッセージが込められています。事実、基幹事業としてインターネット広告事業のほかにアパレル事業を展開しており、やりたいことをやるという企業文化を偽りなく体現してきています。

そんな中でソーシャルアプリ事業もまた、ひとりの社員の「やりたい」から立ち上げられたものでした。現在ゲーム開発チームを率いる彼は、もともとはゲーム業界の出身者。ソーシャルゲームの黎明期であった当時、自分たちの手で時代を突き動かすようなゲームを作れないかと発案したのでした。

さっそく4名程度の開発チームが組まれましたが、この時ゲーム開発の経験があったのは、なんと発案した彼のみ。ほかのメンバーは、Web系の開発を主体に行っていた者たちで、ゲームの開発は未経験でした。そこで、彼がディレクターとして中心となり、分からないところを教え、補いあうようにして開発を進めていきました。

当社のメンバーは基本的に、好奇心が旺盛で新しもの好きが多い。だから未体験のゲーム開発にも、楽しみながら取り組んでいたようです。自分が作ったゲームが日本全国で、あるいはアジア全域にまで広がって人々を楽しませるかもしれないのですから、彼らにとってもモチベーション高く取り組めたのでしょう。その後も紆余曲折はあったものの、私たちが生み出した処女作は、こうして25万ユーザーを獲得するヒット作となったのでした。

ここで培った多くのノウハウを糧に、2013年6月には第2弾となるソーシャルゲーム「聖王伝バトルグレイル」がリリースされました。こちらも25万ユーザーを超えるさらなるヒットを目指し、現在も運営に励んでいます。

そして今回、皆さんを募集するに至った理由でもある、第3弾となるゲーム開発のプロジェクトがスタートしました。これまでに当社が培ってきた技術力やノウハウの集大成となるようなゲームを作っていきたいと思っています。皆さんにもぜひ、ゲームやモノづくりに対する情熱を注ぎこんでいただきたいと思います。

成長過程にある会社だからこそ、自分の手でヒット作を生み出す大きな実感が味わえる。面白いことをやってみたいと考えている方は、ぜひ私たちのもとでチャレンジしませんか？