情報処理技術者(IT技術者)
情報処理技術者(IT技術者)とは、プログラマやシステムエンジニアといった情報処理業に従事する人のことです。良質な情報処理技術者の供給を担うべく、昭和45年から「情報処理の促進に関する法律」(旧名「情報処理振興事業協会等に関する法律」)に基づき、現在でも国家試験として実施され、定義づけられている職種です。レベルが4段階設定されていおり、レベル1のITパスポート試験、レベル2の基礎情報技術者試験、レベル3の応用女王技術者試験、そレベル4のプロジェクトマネージャ試験などをそれぞれ合格すると情報処理技術者を名乗ることが許されます。
情報処理技術者(IT技術者)にはどうやったらなれる?
広義には「IT業に従事する人」という意味なので、自称することは自由ですが、先述した経産省による試験をパスすることで情報処理技術者としてのラベルを得ることが出来ます。ITスキル標準(ITSS)という基準においては、レベル4以上の情報処理技術者は「高度IT人材」と称され、日本の情報業界を担う優秀なエンジニアとして認定されます。知識だけでなく、勤続年や経験値なども考慮される細やかな指標で評価を行います。
鷲頭教授の「お仕事のミソ」

川田君、君は何者になりたいのかい?

えっ?!何ですかそんないきなり哲学的なことをおっしゃって、そんなの考えてるわけないじゃないですかヤダー恥ずかしい。

ふっ…そんなんだから君はいつまでたっても成長しないのだ。

…。

そんな君でも学校を卒業してエンジニアになったら、情報処理技術者という肩書きを持つことになるんだろうな。情報処理技術者、つまりIT技術者というのは実は日本では定義づけられているものだ。経済産業省の情報処理技術者試験を合格し、エンジニアとしてのスキルレベルを認められなければ情報処理技術者とは言えない、と勝手に国は言っているのだ。まあドラゴン○ールのスカウター程度のものだと思ってくれていたらいいかもしれん。ITのチカラを推し量れるが、あくまで参考程度、仕事ができればあまり関係ないっちゃない。

いやいや、でも俺も一度受験して自分のIT知識がどのくらいか試してみたいです!それにレベルに応じて追加給料額が出る企業もあるっていうじゃないですか。

まーねー。企業としては、エンジニアのレベルを可視化して把握しておきたいためだったり、人材戦略の一環で箔をつけるためだったり、メリットはあるな。まあ所得を勧められたら素直に受けておこう!
レベル4まである試験で、レベル1から3は基礎的なIT業従事者としての共通知識が試される試験だが、レベル4以降は試験の枝葉が分かれ、専門的なIT技術を得ているかどうかが試される。ちょうど仕事の中のキャリアパスにおいても、一介のプログラマからキャリアアップを見据える段階と同期するから、経産省の出している情報処理技術者関連の情報は就業前にチェックしておいて損はないと思うよ。
レベル4まである試験で、レベル1から3は基礎的なIT業従事者としての共通知識が試される試験だが、レベル4以降は試験の枝葉が分かれ、専門的なIT技術を得ているかどうかが試される。ちょうど仕事の中のキャリアパスにおいても、一介のプログラマからキャリアアップを見据える段階と同期するから、経産省の出している情報処理技術者関連の情報は就業前にチェックしておいて損はないと思うよ。

あくまで業務の中でスキルアップを行いつつ、試験でチカラ試しをするって感じですね、心得ておきます。
ちなみに先生のIT力(りょく)って数値でいうとどのくらいでしょうか?
ちなみに先生のIT力(りょく)って数値でいうとどのくらいでしょうか?

全く君という生徒は…
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