アプリケーションスペシャリスト

アプリケーションスペシャリストとは、システム開発における企画、設計、開発、テスト、変更、修正のすべての領域に精通したエンジニアのことで、経済産業省が定めるITスキル標準(ITSS)において定義されている11職種の一つです。「業務システム」と「業務パッケージ」という二つの専門分野に分かれており、前者は業務適用システムの設計、開発、導入を行い、後者は業務パッケージソフトの設計、開発、導入・カスタマイズをすると定義されています。

アプリケーションスペシャリストにはどうやったらなれる？

アプリケーションスペシャリストは、プログラミングスキルのみだけではなく人員の管理能力も問われることもあり、プログラマやシステムエンジニアの実務を数年間経験した後になることが多いようです。アプリケーションスペシャリストの資格というものはありませんが、ITスキル標準にて6段階のレベル設定がなされており、それぞれ具体的な達成条件が定義づけられており、自身のレベルを推し量ることが出来ます。エンジニアとしては管理業務としてプロジェクトのリーダーを任されることが多くなるため、SEやプログラマ以上のコミュニケーション能力などヒューマンスキルが重要といえるでしょう。