
社内SEの短所その2:社内での立場
SIerよりも落ち着いて業務が出来ると思われている社内SEですが、企業人になること故の苦労もあります。その一つが、社内での扱い、でしょう。
SIerにおいては、SEは企業における最重要戦力であり、稼ぎ頭となる職種です。SEがいなければ何の仕事も始まらないという環境です。
しかし社内SEは、企業における裏方業務を担うことになります。製造業であれば、稼ぎ頭は仕事を持ってくる営業職や商品を作る技術職の人たちであり、情報システムはそれらの人を支える道具でしかありません。SIerから転職してきたような人の中には、そのような立ち位置のなかで、営業や技術の人に軽く扱われることに嫌気を感じる人もいるようです。
例えそのような目で見られたとしても、社内SEとして企業を縁の下で支えているというプライドを持てることが出来れば素晴らしいですね。
社内SEの仕事